« 2012年4月20日 | トップページ | 2012年4月22日 »

2012年4月21日 (土)

空色のムスカリ2種 
Muscari armeniacum 'Lady blue' & Muscari armeniacum 'Valerie Finnis'

最近流通しだしたスカイブルーのムスカリ「レディ・ブルー」(Muscari armeniacum 'Lady blue':ユリ科ムスカリ属)と以前からあるムスカリ「バレリー・フィニス」(Muscari armeniacum 'Valerie Finnis':ユリ科ムスカリ属)を比べてみました。


これはムスカリ「レディ・ブルー」です。

Mladyblue1


Mladyblue2


Mladyblue3


ムスカリ「レディ・ブルー」はオランダの Ruyter Gebr Bloembollenkwekerij で作出されたムスカリです。
ムスカリ・アルメニアクム「シベリアンタイガー」(Muscari armeniacum 'Siberian Tiger')と同じ2005年に登録されています。

ふと思ったのですが、品種名に Lady とついていますが、これは下のムスカリの作出者のレディ・バレリー・フィネス・スコット(Lady Valerie Finnis Scott)さんに因んだものかもしれません。
レディとは女候爵、候爵夫人の敬称だろうと思います。つまり候爵夫人のブルーという意味ならば、「バレリー・フィネス」の改良種でしょうか。
単に敬意を表して付けられたのでしょうか。名前の由来を知りたいものです。



ムスカリ「バレリー・フィニス」です。
 
Muscarivaleriefinnis8


Muscarivaleriefinnis9

この花の名前は、英国Waterperr園芸女学校で教師を務め、デイビッド・スコット卿(Sir. David Scott)の夫人の
バレリー・フィネス・スコットさんからとられています。
スコット卿夫人は30年以上の長きにわたってWaterperr園芸女学校の後のWaterperr園芸大学で講師を務め、園芸における功績によってRHS(王立園芸協会)から最高名誉勲章を受章しています。2006年秋に81歳でその生涯を全うしています。

ムスカリ「バレリー・フィニス」はオランダの De Goede Bulbivaria という種苗会社によってスコット卿夫人に因んだ名で1998年に登録されています。

微妙にブルーの色の付き方が違っています。「バレリー・フィニス」はまんべんなくブルー(ムスカリ・アルメニアクムの特徴でおちょぼ口は白いですが)ですが、「レディ・ブルー」の方は花披の真ん中だけがブルーで、どちらかというと白にブルーがのっている感じです。
このような違いは英国とオランダというお国柄を反映しているのでしょうか。

| | コメント (0)

« 2012年4月20日 | トップページ | 2012年4月22日 »