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2012年4月22日 (日)

日本のタンポポ 
Taraxacum japonicum & albidum

散歩コースに生えているタンポポ(蒲公英)をセイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)と決めつけていたのですが、よく見るとカンサイタンポポ(関西蒲公英:Taraxacum japonicum:キク科タンポポ属)でした。


Taraxacumjaponicum7


Taraxacumjaponicum8


セイヨウタンポポと日本固有のタンポポの違いは総苞片(萼のように見える部分)の様子で分かります。固有種は総苞片が反り返っていません。
大きさに差があることもありますが、ここのタンポポはすぐ横で咲いているセイヨウタンポポと比べても同じ大きさで、上から花を見ている限り区別はつきませんでした。
カンサイタンポポの大きなコロニーがあってセイヨウタンポポに浸食されている様子はありませんでした。



これはシロバナタンポポ(白花蒲公英Taraxacum albidum:キク科タンポポ属)です。

Taraxacumalbidum5


Taraxacumalbidum6


九州では普通に見かけるシロバナタンポポですが、この辺でもよく見かけるタンポポです。
シロバナタンポポはセイヨウタンポポやカンサイタンポポより大型のタンポポです。
朝は花を閉じているので、朝の散歩の時にはシロバナタンポポとは気がつきません。

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滝のようなヒメサザンカ 
Camellia tsaii v. synaptica 'Elina Cascade'

散歩の途中にヒメサザンカ「エリナ・カスケード」(Camellia tsaii v. synaptica 'Elina Cascade' :ツバキ科ツバキ属)が咲いていました。


Camellialuthuensiselina4


Camellialuthuensiselina5


Camellialuthuensiselina6


カメリア・ツァイー・シナプティカ(Camellia tsaii var. synaptica)は雲南省や湖南省、ミャンマー、北ベトナムに広く自生する常緑低木です。白花一重杯状咲き多花性のツバキで、ツバキと同じように葉は厚く艶のある暗緑色をしています。

「エリナ・カスケード」はこのツバキを元に川口市の柴道本店(柴道昭氏)が作出し、米国カリフォルニア州のハインズ・グローワーズ(Hines Growers)社が1999年に登録しています。
エリナというのは柴道本店専務のお孫さんの名前からとられているそうです。

「エリナ・カスケード」は前年暮れから赤い細長い蕾をつけ、桜の時期に咲き始めます。
一重の杯状咲きで、いい香りのする、径1.5cmほどの小輪の花を流れる滝のように沢山着けるツバキです。花弁には紅をさしたように赤い模様が入ります。

枝垂れ性なので一見するとツバキの仲間とは思えませんが、花ごとボトリと落ちる様子をからツバキだと納得できます。

種小名ツァイーは中国の植物学者で1959年に中國科學院西雙版納熱帶植物園設立にかかわった蔡希陶(Tsai Hse-Tao or Cai Xitao:1911-1981)さんに因みます。
変種名シナプティカは「接合した」という意味です。


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