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2012年4月23日 (月)

桃葉スミレ 
Viola persicifolia

ヴィオラ・ペルシシフォリア( Viola persicifolia:スミレ科スミレ属)が咲いています。


Vpersicifolia1


Vpersicifolia2


Vpersicifolia3


英国を含む北部ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、北アジアの石灰岩地帯の沼沢地に分布するスミレです。
種小名ペルシシフォリアは「桃の葉の」という意味で、1番下の写真のような幅の狭い先の尖った楕円形の葉を示しています。
地下茎を延ばして増えていきます。
花の色は淡い青紫色で、縁ほど濃くなっています。なかなかおしゃれです。

なお persici は「ペルシャの」という意味、folia は「葉の」という意味ですが、「ペルシャの葉の」を意味しているのではなく、「 Prunus persica(桃の学名)の葉」を意味しています。

さて英名はヌマスミレ(fen violet)なのでヌマスミレで流通しているようですが、ヨーロッパや北米にはViola palustris(沼地のスミレ)というスミレがあり、混乱の元になります。学名からモモバスミレがいいのではないでしょうか。

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ど派手なバビアナ 
Babiana rubrocyanea

バビアナ・ルブロキネア(Babiana rubrocyanea:アヤメ科バビアナ属)が咲きました。


Babianarubrocyanea1


Babianarubrocyanea3


Babianarubrocyanea2



バビアナ属は60数種が知られれており、主に南アフリカの海岸地帯や乾燥地に分布しています。
剣状の葉には何本かのうぶ毛の生えたひだが縦に走っています。漏斗型の花は短い穂(すい)状花序に付き、花色は黒や緑色以外ほとんどの鮮やかな花色が見られます。

バビアナ・ルブロキネアの花被片はロイヤルブルー、中央部がクリムゾンレッドで、鮮やか色の対比が華やかです。
10花ほどを穂状に付け、順に咲かせていきます。夕方に花を閉じ、朝日と共に開きます。
雄しべは3本、雌しべは成熟すると先が3裂します。
寒さには弱いようで、霜に当たって葉が茶色くなることがあります。

属名のバビアナはケープ半島に生息し、好んでこの球茎を食べる小さなヒヒ(バブーン)を意味するオランダ語に因みます。
種小名ルブロキネアは「赤紅色の(rubro)」と「青緑(シアン)色の(cyanea)」から出来ていて、花の色を指しているようです。

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