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2012年4月30日 (月)

カラタチの生け垣 
Poncirus trifoliata

生け垣に仕立てられたカラタチ(枳殻、枸橘:Poncirus trifoliata:ミカン科カラタチ属)に花が咲いていました。


Poncirustrifoliata4


Poncirustrifoliata5_3


Poncirustrifoliata6_2


カラタチは中国長江上流域が原産地で、8世紀ごろに日本に伝来した落葉低木です。
柑橘類には原種に近い品種、ユズやダイダイには棘がありますが、カラタチにも長い棘があり、この棘が防犯に役立つということで生け垣に仕立てられることが多いようです。
柑橘類は、山椒などと同じで、改良されていく過程で邪魔な棘のない品種が生み出されたようです。

カラタチという名は「唐から来た橘」が「唐橘」となり、それが略されたといわれています。
他の柑橘類より寒さに強く、花が咲き出すのも1月ほど早く、4月半ばから咲き出します。
直径3cmほどのいい香りのするミカンのような黄色い実がつきますが、食用にすることはなく、薬用に供せられます。

黒っぽい棘や枝とコントラストをなして明るいグリーンの柔らかそうな葉を出します。

種小名トリフォリアタは「三葉の」という意味で、3枚に分かれた小葉を指します。

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