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2012年4月 2日 (月)

アンデスの青い宝石 
Tecophilaea cyanocrocus v. leichtrinii

テコフィラエア・シアノクロクス・ライヒトリニィ(Tecophilaea cyanocrocus v. leichtrinii: ヒガンバナ科テコフィラエア属)が咲きました。

テコフィラエア属は南米チリのサンチャゴ近辺のアンデス山脈は海抜3000m級の乾燥した草原や礫の多い傾斜地に自生していたと言われています。

ドイツ人植物学者フリードリッヒ・レイボルト(Friedrich Leybold;1827-1879)さんによって1862年に発見され、「アンデスの青い宝石」としてその名が知られるようになりヨーロッパに球根を送るため乱獲され、1950年代には自生地では絶滅したと言われていました。
しかし2001年になって サンチャゴ南部に大規模な自生地が発見されたそうです。
現在出回っているものは、ヨーロッパに輸出された子孫で、オランダで生産された球根です。

テコフィラエア属には,シアノクロクスの他に一見ビオラのようなビオリフロラ( Tecophilaea violifrola)が知られています。
シアノクロクスにはライヒトリニィ(Tecophilaea cyanocrocus v. leichtrinii)と中心部が白く抜けないビオラケア(Tecophilaea cyanocrocus v. violacea)に2変種に分類されています。

少し前までは流通量も少なく、見つけても手が出ないほど高価だったのですが、最近はお手頃感が出ています。

英名は Chilean blue crocus(チリーのブルークロッカス)。

属名テコフィラエアはイタリアの植物学者ルイージ・コーラ(Luigi Colla;1766-1848)さんの娘のテコフィラ( Tecophila:元の意味は「愛しい子」)さんに因んでつけられたそうです。
種小名シアノクロクスはシアン色のクロッカスという意味です。
変種名はドイツの植物学者マクシミリアン・ライヒトリン(Maximilian Leichtlin:1831-1910)さんに因みます。



Tecophilaeacyanocrocusleichtrinii4


Tecophilaeacyanocrocusleichtrinii2


Tecophilaeacyanocrocusleichtrinii3

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コメント

こんにちは~sun
まあ~嬉しくなるようなきれいな空色ですね~shine
沢山咲いてる自生地は すごいんでしょうねlovely
何日くらい咲いてくれるのでしょうか?

投稿: ミコメラス | 2012年4月 2日 (月) 15時34分

ミコメラスさんこんばんは

ブルーが綺麗なテコフィラエアですが、種類によってブルーの色合いが違っていて、この品種はtrue blueの花と呼ばれています。
この色が欧米人の言うブルーなんですね。

投稿: ptech | 2012年4月 2日 (月) 23時28分

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