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2012年5月10日 (木)

黄色いムラサキ 
Alkanna Orientalis

アルカナ・オリエンタリス(Alkanna Orientalis:ムラサキ科アルカナ属)が咲いています。


Alkannaorientalis1


Alkannaorientalis2


Alkannaorientalis3


アルカナ属はヨーロッパや地中海沿岸からイランにかけて3〜40種類が分布する1年草、あるいは多年草植物です。

種小名オリエンタリスから分かるように、アルカナ・オリエンタリスはヨーロッパの「東の」方に分布しています。ギリシャから西アジアにかけて分布していますが、最近では北アフリカにも広がっているといわれています。

アルカナ・オリエンタリスは2年草、あるいは寿命の短い多年草で、確かではありませんが花を咲かせると枯れてしまうようです。
この株は1昨年の冬にタネを播いて、花をつけないまま夏と冬を越しています。今シーズン、花が終わると、タネをつける前に花茎の先から枯れていきます。全部枯れるのも時間の問題のようです。

背丈は30cmほどで、1cmほどの白や黄色の花弁の縁が5裂する漏斗状の花をつけます。
花には香りがし、粘着性の苞葉に包まれています。
葉は披針形で互生します。鋸歯のない微毛が密集し、柔らかい葉で、どうにでも形を作れそうです。

属名アルカナは、アンクサ属(Anchusa)と同様にギリシャ語の染料を指すAnchousaに由来し、日本のムラサキのように、根が染料に用いられたことからつけられたと思われます。
アンクサ属(Anchusa)と近縁で、アンクサを英語でアルカネット(alkanet)と呼びますが、たぶんアルカネットは学名からはこちらをいうのだろうと思います。

英名はDyer's Bugloss(染め粉の牛の舌草)です

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