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2012年5月17日 (木)

ツルボに似ていないシマツルボ 
Ledebouria cooperi

ご近所でシマツルボ(レデブーリア・クーペリ:Ledebouria cooperi:アスパラガス(クサスギカズラ)科レデブーリア属)が咲いていました。


Ledebouriacooperi1


Ledebouriacooperi2


Ledebouriacooperi3


最近になってユリ科スキラ属から分かれたレデブーリア属は、今はアスパラガス(クサスギカズラ)科(以前ユリ科だったアスパラガス属はユリ科から分離して独立した科になっています)に分類されています(ユリ科、ヒヤシンス科という説もあります)。

レデブーリア属は約30種がサハラ砂漠周辺、2種がインドからマダガスカルにかけて分布しています。
主に夏に雨期が来る南部アフリカのサバンナや亜熱帯の草原に分布しています。一部は冬に雨が多い地域に間分布しているようです。
葉には縞や模様が入るなどの特徴があるので多肉植物や観葉植物の愛好者から好まれる植物です。

シマツルボは南アフリカの東部、ナタール州の湿った草原に分布しています。
艶のある柔らかい葉で、葉表に特徴的な紫色の筋が入り、葉裏には斑紋が入ります。
ピンクの6弁花を総状花序につけていきます。背丈は花茎が伸びて20cm程になります。
和名は花がツルボに似ているので「縞ツルボ」とつけられたようですが、ツルボほど雄しべの花糸が目立ちません。

属名レデブーリアは「Flora Altaica」という書物を著したエストニア人の植物学者レデブール(Karl Friedrich von Ledebour:1785–1851 ) さんに因みます。したがって学名の発音はレデブーリアがよいのではないかと思います。
種小名クーペリは米国の生態学者クーパー(William Skinner Cooper:1894–1978)さんに因みます。クーペリという種小名を持つ植物はいくつかありますが、彼が関わっています。

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