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2012年5月22日 (火)

北海道からやってきた 
Hieracium caespitosum

キバナコウリンタンポポ(黄花紅輪蒲公英:Hieracium caespitosum:キク科ヤナギタンポポ属)が咲きました。


Hieraciumcaespitosum1


Hieraciumcaespitosum2


Hieraciumcaespitosum3


3月頃、空いたポットになにやら全縁で長い毛が生えている葉が出てきました。寒さで縮こまって厚くなった葉だったのでムラサキ科の植物かなと思いました。
育ててみると、5月になって毛の生えた花茎を出し、どんどん伸びてキク科植物らしき黒い蕾をつけ出しました。

ヨーロッパ原産で草原の道路脇などに咲いているキク科植物で、すでに日本にも侵入しています。以前北海道の草原のあちらこちらで見た黄色い花もキバナコウリンタンポポでした。
花が咲く頃には花茎は伸びて50〜60cmになり、茎頂にタンポポのような舌状花の集まった頭花を10個以上つけます。
葉は15cmほどの薄い全縁の倒披針形をしており、粗く白い毛が生えています。

ヨーロッパのヤナギタンポポ属はもともと区別が難しいのですが、さらに複雑に交雑しており、種類は
Hieracium caespitosum とは限らず Hieracium pratense 、あるいは Hieracium hybridum とするのがよいのかもしれません。

属名ヒエラキウムは鷹(hierax)が視力を高めるためにこの草を食べていたからという言い伝えがあったのでつけられたようです。
種小名カエスピトスムは「群がって生える」という意味で、多分蕾が団子状態でついているからではないかと思います。。
英名は meadow hawkweed(原地の鷹草)、yellow hawkweed(黄色鷹草)です。


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