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2012年5月11日 (金)

大草原のハイビスカス 
Callirhoe involucrata

カリロエ・インボルクラタ(Callirhoe involucrata:アオイ科カリロエ属)が咲きました。


Callirhoeinvolucrata1


Callirhoeinvolucrata2


Callirhoeinvolucrata4


カリロエ属はアメリカからメキシコにかけての草原地帯に9種が自生しています。

アオイ科植物で草本というとオクラを思い浮かべますが、カリロエ属は直立せず、這い性があります。
その中でもカリロエ・インボルクラタは這い性が強く、横に広がります。

マゼンタ色の杯状の花は太陽の下では鮮やかな輝きを見せます。
花弁の基部は白くなっており、ハイビスカスのように花糸が合着した多数の雄しべが見えます。写真では花弁を通して光が当たっているのでピンクの雄しべに見えますが、実際は白い雄しべです。

北米の ロッキー山脈の東からミシシッピー 川までのグレートプレーンズ(大平原)に自生し、乾燥に耐えられるように大根状の直根を深くおろしています。

灰緑色の葉は羽状に深裂し、鳥の足型をしています。

種小名インボルクラタは「総包のある」という意味ですが、カリロエ・インボルクラタには萼のすぐ下に小さな総包があります。総包ではなく副萼だという説もあります。

属名のカリロエはギリシャ神話の水の妖精(オケアニデス:Okeanides) の一人、カリロエ(Kallirroe)に因んでつけられています。カリロエとは「美しい流れ」という意味があります。

現地では花の形からワインカップ(Winecup)やポピィ・マロウ( poppy mallows:ケシアオイ )と呼ばれています。


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