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2012年6月 7日 (木)

ニゲラらしくないニゲラ 
Nigella bucharica 'Blue Stars'

ニゲラ・ブカリカ「ブルースター」(Nigella bucharica 'Blue Stars':キンポウゲ科ニゲラ属)が咲いています。


Nigellabucharica5


Nigellabucharica6


Nigellabucharica7


ニゲラ属は16種が知られていますが、多くが地中海沿岸から西アジアに分布しています。

本当にニゲラ属か疑ってしまうほどニゲラらしくないのですが、中心部には王冠状の付属物(花弁?)があるところが唯一ニゲラ的かなと思います。
多くのニゲラのように蜜腺状になった付属物はないように思います。この王冠状の付属物の先は2裂し、萼の色より濃いブルーで、まるで鳥の羽根のようです。

背丈は30cmほどで、花のすぐ下には細い総苞があります。しかし他のニゲラのように深裂した羽状の総苞ではなく、葉と同じものが茎に輪状についています。蕾を包む葉ではないので総苞では無いかもしれません。
袋果(莢)が3個まとまって、オダマキのような形の果実が稔ります。

このような特徴のため分類上の混乱があるのか、 ガリデラ・ニゲラスツルム(Garidella nigellastrum)という異学名を持っています。

種小名は「ブカラの」という意味ですから、ウズベキスタンのブカラ周辺の原産ということになります。
なお英名はEmir of Buchara(ブカラの王)です。


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