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2012年6月15日 (金)

咲き方が違うだけ、よく似ているオダマキ 
Aquilegia chrysantha & skinneri 'Tequila Sunrise'

アクイレギア・クリサンタ(Aquilegia chrysantha:キンポウゲ科オダマキ属)とアクイレギア・スキネリ「テキーラ・サンライズ」(Aquilegia skinneri 'Tequila Sunrise':キンポウゲ科オダマキ属)が咲いています。


これはアクイレギア・クリサンタのオレンジが強く出ている品種です。

Achrysantha1


Achrysantha2


園芸種のアクイレギア・スキネリ「テキーラ・サンライズ」です。

Afirecracker1


Afirecracker2


どちらも新大陸のオダマキで色目がよく似ていますが、咲き方が違います。

アクイレギア・クリサンタはアメリカ南西部、グランドキャニオン南部から、ニューメキシコ州、テキサス州西部、メキシコ北部に連なる湿気のある地帯に分布するロングスパー系オダマキです。
この地域から少し離れたコロラド州には矮性種のリドバギー(Aquilegia chrysantha v. rydbergii)という変種が分布しているそうです。
クリサンタは、咲き始めは受け咲きに花を着け、雄しべが成熟するにつれて花は横向きになります。その後花びらが落ちると莢は上向きになっていきます。

種小名クリサンタ(「黄色い花の」)が示すように、鮮やかな黄金色の花ですが、このような赤みがかかることがあります。


アクイレギア・スキネリはテキサス州からメキシコにかけて分布していますので、自生地がクリサンタと重複しています。
黄色い花を、普通のオダマキのように俯きにつけます。つまり初めは俯きに咲き、時間が経つにつれて上向きになり莢が出来ます。
「テキーラ・サンライズ」はメキシコオダマキ(Mexican Columbine)と呼ばれるオレンジの花を咲かせる品種です。

種小名のスキネリは植物学者のスキナー(George U. Skinner)さんに因みます。

二つの花の写真を見比べると同じ花のように見えますが、このように咲く方向が全く違うのです。


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