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2012年7月 1日 (日)

香港のヤマボウシ 
Cornus hongkongensis

常緑ヤマボウシ(コルヌス・ホンコンエンシス:Cornus hongkongensis:ミズキ科ヤマボウシ属)が咲いていました。


Cornushongkongensis13_2


Cornushongkongensis14


ハナミズキ(Cornus florida)とヤマボウシ(Cornus kousa)はよく似ていますが次のような点で違っています。

花の開き方:
ハナミズキは花びらが花を包むように(総苞片ですから中心の小さい蕾を包んでいます)大きくなり、それから開きまので、花びらの先にはくぼみが出来ています。
ヤマボウシは花びら(総苞片)が素直に伸びていきますから花びらの先は尖っています。花びらが小さい時は葉のように見えます。

花の咲く時期:
ハナミズキは秋に大きな花芽をつけ、桜が散った頃に、葉が出だし、それに合わせて花を開きます。
ヤマボウシは葉が出終わってから花芽が大きくなり、咲き出します。6月頃から1ヶ月にわたって、黄緑色からクリーム色、そして白色と色を変えながら咲き続けます。

このような違いがあり、ホンコンエンシスはヤマボウシではないけれど、ヤマボウシのような花をつけるので、常緑ヤマボウシと呼ばれています。

ヤマボウシは冬に落葉しますが、ホンコンエンシスは葉色を赤く染めながら寒さに耐えています。
葉の感じはツバキのようで、濃い緑色をしています。

種小名から推測できるように中国南部原産の亜熱帯性のヤマボウシの仲間です。

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