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2012年7月 4日 (水)

イースターリリー・カクタス 
Echinopsis eyriesii

サボテンの「短毛丸(たんげまる)」(エキノプシス・アイリシー:Echinopsis eyriesii:サボテン科エキノプシス属)が咲いていました。


Echinopsiseyriesii1


Echinopsiseyriesii2_2


エキノプシス属は南米の砂礫地や岩の裂け目などに生えるサボテンで、約120種が知られています。
初めは球サボテンで、成長するにつれ柱サボテンになっていきます。
花の様子からイースター・リリー・カクタス(Easter Lily Cactus)と呼ばれたりします。

「短毛丸」はブラジル南部、ウルグアイ、アルゼンチン北西部に分布し、稜が特徴のヒダサボテンに分類されます。
稜には15個ほどの棘がかたまって刺座を作りますが、5mm以下の短い棘なのでそれが園芸名になっています。

「短毛丸」は本来直径10cm、長さ20cmほどの白い漏斗型の花をつけます。ピンクの花は交配種だといわれていますが、外国のサイトにはピンクが冠された英名(Pink Easter Lily Cactus)で登場するので、真偽はわかりません。
花筒には茶色の鱗片葉と毛が密についています。

江戸時代の終り頃には日本に渡来し、広く知られたサボテンです。花が大きく、美しい割には、性質が強く、水やりに苦労せず、軒先などに放り出していても,知らないうちに大きくなっています。

属名のエキノプシスはギリシャ語の echinos (ハリネズミ)と opsis(似る)からなる造語です。
種小名はフランスの園芸家アレクサンデル・アイリス(Alexander Eyries of Havre)さんに因みます。

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