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2012年7月 7日 (土)

紫のスモークツリー
Cotinus coggygria v. purpureus

ご近所に紫のスモークツリー(コティヌス・コッギグリア・プルプレウス:Cotinus coggygria v. purpureus:ウルシ科コティヌス属)が咲いていました。


Cotinusgrace4


Cotinusgrace3


Cotinusgrace2


コティヌス属は北米、南欧から中国、中国南西部に分布する3種が知られています。
コティヌス属の花は、花後に実を付けなかった花の柄が長く伸び、花柄から細い毛が伸びてきます。
花は円錐花序についていますので、羽毛状になり、見た目にフワフワになります。

コティヌス・コッギグリアは南欧から中央アジアやヒマラヤ、中国北部にかけての広い地域に分布する高さ4〜5mになる落葉樹です。
和名はハグマノキといいますが、ハグマとは白熊と書き、動物のヤクのことです。
花序の様子がヤクの尻尾の毛で作る払子(ほっす)に似ているからといわれています。

ハグマとつく草にはカシワバハグマがありますが、だいぶん感じが違います。

このコティヌス・コッギグリアは花と葉が紫色をしていますので、紫葉の変種コティヌス・コッギグリア・プルプレウス(Cotinus coggygria v. purpureus)でしょう。「グレース('Grace')」などの園芸種が知られています。

属名ギリシャ語で昔からこのように呼ばれていたようですが、それ以上はわかっていません。
種小名コッギグリアについても不明です。地域名ではないかと推測するのですがわかりません。


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