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2012年7月14日 (土)

ひっそりとクリヌム 
Crinum 'Powellii Album'

公園にクリヌム「パウエリー・アルブム」(Crinum 'Powellii Album':ヒガンバナ科クリヌム属)が咲いていました。


Crinumbulbispermum1


Crinumbulbispermum2


Crinumbulbispermum3


クリヌム属は熱帯から亜熱帯の海岸におおよそ160種が分布しています。常緑性の葉の根元は肥厚して大きな鱗茎になっています。

クリヌム「パウエリー・アルブム」は、イギリス人の園芸家パウエル(Powell, C. B.)さんが1870年頃に南アフリカ原産の白い花を咲かせるアフリカハマユウ(クリヌム・ブルビスペルムム:Crinum bulbispermum)とピンクの花のクリヌム・ムーレイ(Crinum moorei)を交配させて作出したピンクのクリヌム(Crinum x powellii)が元になっています。

この花は同じく白い花を咲かせるアフリカハマユウの白花種(Crinum bulbispermum 'Alba')やインドハマユウ(Crinum latifolium)と混同されています。
アフリカハマユウ「アルブム」を否定する根拠はありませんが、起源が確かな「パウエリー・アルブム」とする方が適切ではないかと思います。

テッポウユリによく似た花で、花弁の幅が狭く、葯の色が白からベージュ色でテッポウユリほど目立ちません。

属名のクリヌムはユリを指すギリシャ語の krinon に由来します。


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