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2012年8月 3日 (金)

白雪姫という草 
Tradescantia sillamontana

ご近所にトラデェスカンティア・シラモンタナ(Tradescantia sillamontana:ツユクサ科トラディスカンティア属)が咲いていました。


Tradescantiasillamontana3


Tradescantiasillamontana4


Tradescantiasillamontana5


トラディスカンティア属は北米から熱帯アメリカにかけて50種ほどが知られています。
花弁は3枚で、花は苞葉に包まれています。

トラディスカンティア・シラモンタナはメキシコ原産の常緑の匍匐性の多年草です。
種小名シラモンタナは「シラ(スペイン語読みならシーヤ、シージャ)山脈の」という意味で、メキシコ北東部のセロ・デ・ラ・シーヤ(Cerro de la Silla:メキシコのヌエボ・レオン州にある海抜1000m級の山地)の乾燥地に自生しているのではないかと思います。

全草が白毛で覆われており、乾燥ぎみに育てると白毛がさらに美しい様相を呈します。
葉は厚みのある卵型の楕円形で互生し、節間は乾燥土壌では詰まり、水分が多いと間延びします。

夏から秋にかけて、茎の先に赤からローズピンクの花を咲かせますが、この花はローズピンクに白い筋が入っています。酷暑の時期になるとさすがにポツポツとしかつけていません。

属名は英国の植物学者でチャールズ1世の庭師トラデェスカント(John Tradescant the Younger:1608-1662)さんに因みます。
英名は White velvet(ホワイトベルベット), White gossamer (白い遊糸 )です。
日本ではシラユキヒメ(白雪姫)やシラゲツユクサという名で流通しています。

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