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2012年8月14日 (火)

マウンテンミントの苞葉 
Pycnanthemum muticum

ご近所に広葉マウンテンミント(ピクナンセムム・ムティクム:Pycnanthemum muticum:シソ科ピクナンセムム属)が咲いていました。


Pycnanthemummuticum1


Pycnanthemummuticum3


ピクナンセムム属は北米東部に21種が知られている耐寒性宿根草です。
短い葉柄に互生してつく葉は、揉むとミントの香りがしますが、ハッカ(Mentha)属とは全く違い、ベルガモット(タイマツバナ:Monarda didyma)に近縁だそうです。

密集した花序に小さな花がポツポツと開いていきます。
見えないほど小さな花は、白色の二唇形花で、薄紫の斑が入るので淡いピンクに見えます。

花序のすぐ下にあるのは葉ではなく総苞です。総苞は蕾の時の花序を包んでいた葉状の部分を言います。
この総苞は表面に白い微毛が生えていて緑灰色をしています。昆虫から見ると小さな花の大きな目印になるようです。

葉は卵形で、粗い鋸歯があります。

属名のピクナンセムムはギリシャ語の pyknos (密集した)と antho (花の)の造語で、花が密集して着くことに由来します。
種小名のムティクムは「鈍い」という意味で、鋸歯が目立たないことを指しています。
英名は Short-toothed mountain mint です。

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