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2012年8月15日 (水)

催乳豆 
Galega officinalis

ご近所にガレガ・オフィキナリス(Galega officinalis:マメ科ガレガ属)が咲いていました。


Galegaofficinalis1


Galegaofficinalis2


ガレガ属は6種が知られており、それぞれが地中海沿岸、南欧からパキスタン、アフリカ東部山岳部に離れて分布している多年草です。

ガレガ・オフィキナリスはヨーロッパ中東部の原産ですが、ヨーロッパ全土、小アジア、西アジア、パキスタン西部に広がっています。
花は蝶形をしていて、1cmほどの旗弁が藤色、他が白色の2色咲きです。
10〜20cmほどの穂状花序につきます。
雄しべは10本ありますが基部で1本になっています。
オフィキナリスは、これはこれで清楚な花を咲かせていいものですが、花の色が白やピンク、八重咲き種などが園芸品種としてあります。

草丈はせいぜい1mほどです。明るい緑色の葉は羽状複葉で、小葉は披針形をしています。

属名のガレガは gale(乳)とega(もたらす)の造語で、かって牛や山羊の乳量を増やす牧草として利用されていたことに由来します。
種小名オフィキナリスは「薬効のある」という意味で、疫病や熱病の治療にも用いられていました。また血糖値降下作用があり、中世から糖尿病の治療薬として利用されてきました。

英名は goat's rue (ゴーツ(山羊)・ルー(rue とはミカン科の植物 Ruta graveolens のことで、日本ではヘンルーダと呼ばれています))やFrench Lilac(フレンチ・ライラック)です。
和名はガレガソウです。

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