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2012年8月17日 (金)

ひととき花 
Hibiscus trionum

ギンセンカ(銀銭花:Hibiscus trionum:アオイ科フヨウ属)が咲いていました。


Hibiscustrionum1


Hibiscustrionum2


Hibiscustrionum3


地中海の東部沿岸地方(いわゆる中東のレバント地方)の原産で、そこからヨーロッパ、アジアやアフリカの温帯・熱帯地域に広がっています。

江戸時代に観賞用として渡来したそうです。
高さは50cmほどですが、地を這うこともあります。

花は淡い黄色の花で、中心部は暗い赤紫色をしています。
萼は膜質で、受粉後膨らんで果実を包みます。花の下には細い小苞片が10枚内外あり、これも果実を包むように内巻きになります。
ヤノネボンテンカによく似ていますが、花弁の裏側には赤い筋が入っていません。またヤノネボンテンカはフヨウ属ではないので細い小苞片はありません。

上部の葉は深3裂し、真ん中の裂片が特に長い逆T字形字形をしています。
下部の葉は掌状に5裂することが多く西瓜(すいか)の葉に似るので中国では野西瓜苗と呼ばれているそうです。

種小名ツリオヌムはラテン語で「耕作のために1組になった3頭の牛」という意味で、3時間しかもたない花を指しています。朝に開いた花は昼前には閉じてしまいます。それで流通名は朝露草(ちょうろそう)です。
英名は Flower of an hour(ひととき花)、Bladder ketmia (風船アフリカフヨウ)などです。

「ギンセンカ」でググろうとすると、Google は強引に「キンセンカ」の結果を出してきます。キンセンカの検索ばかりなんでしょうね。

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