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2012年8月21日 (火)

ハマオモトの花 
Crinum asiaticum

近所の空き地にハマオモト(浜万年青: Crinum asiaticum:ヒガンバナ科ハマオモト属 )が咲いていました。


Crinumjaponicum5


Crinumjaponicum6


Crinumjaponicum7


ハマオモト属は熱帯、亜熱帯の海岸地方に約160種が知られています。

ハマオモトは温暖な海浜で見られる常緑多年草で、海岸近くでなくても日あたりと水はけの良い土壌が好みのようです。
インドから太平洋諸島に分布するものが基準種で、日本に自生するのは亜種( Crinum asiaticum var. japonicum)とされていますが、本種と亜種の差違についてはわかりません。

太い円柱状の幹のようなものは茎ではなく、葉の付け根が幾重にも筒状に重なったもので、偽茎と呼ばれています。
偽茎にオモトに似た肉厚で長い葉が生えていて、和名の由来になっています。

花序ははじめ2枚の苞葉に包まれていて1個の蕾のように見えます。苞葉が開くと白いユリのような花が5〜十数個、傘型に開きます。苞葉は脱落しないで茎についたままです。

花は白く細長い6枚の花被を持つ筒状花で、ユリに比べると花被の幅は狭く、筒部は長いです。また花被はヒガンバナのように後ろに反転します。夜間に開花し、芳香を放ちます。

属名クリナムはギリシャ語のユリ(krinon)に由来し、花の形がユリに似ているからです。このハマオモトは見ていませんがこんなクリヌムはよく似ています。
種小名アジアティクムは「アジアの 」という意味です。
ハマユウ(浜木綿)という別名があります。

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