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2012年8月25日 (土)

自然のカリガネソウ
Caryopteris divaricata

山にカリガネソウ(雁草、雁金草:カリオプテリス・ディバリカタ:Caryopteris divaricata:クマツヅラ科カリガネソウ属)が咲いていました。


Caryopterisdivaricata4


Caryopterisdivaricata5


Caryopterisdivaricata6


カリガネソウ属は、ヒマラヤから日本を含む東アジアに6〜10種が知られています。
日本ではダンギクとカリガネソウが自生しています。同じ属とは言え、この二つは花の大きさが違うせいか、違った花のように見えます。

カリガネソウは全国の原野や山地の湿った林縁などに自生する低亜木で、夏に葉腋から青紫色の球状の蕾をつけます。
花は薄紫色で、短い筒部があり、先で5裂し、一番下の大きな舌状の裂片には紫の模様が入っています。
カリガネソウの花は、4本の雌しべとと雄しべが上に伸びて花から飛び出し、回り込むように垂れています。
この妙な構造は、蜜を吸いに来る昆虫の身体の動きによって受粉するという巧妙な仕組みのようです。

属名のカリオプテリスは karyon(クルミ)と pteryx(翼)の造語で、大きさは違えどクルミのような果実にちょっとした翼があることに由来します。
種小名ディバリカタは「広い角度で開いた、分岐した」という意味です。

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