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2012年8月31日 (金)

秋のツクシ 
Scilla scilloides

鉢に植えたツルボ(蔓穂:Scilla scilloides:ユリ科ツルボ属)が蕾を上げてきました。


Scillascilloides11


Scillascilloides12


ツルボ属は旧大陸に80種ほどが知られていて、主に温帯地方に、一部は熱帯アフリカや南アフリカにも分布します。
属としては花被片が6枚ある以外、似ていないと思えるほど花や葉に多様な特徴を表します。

ツルボは日本から台湾、中国に分布し、公園の芝生の中や草原に見ることが出来ます。

春に2枚の向かい合った葉が出た後、暑くなると枯れて休眠してしまいます。
初秋に2枚の葉の間にツクシのような穂をつけた花茎を延ばし、薄紫色の花を咲かせます。
昨日のキツネノカミソリと同じ成長パターンです。

6枚の花被片は6枚の花弁のように開平し、内花被片、外花被片の区別はつきません。
花が開いたら、またアップします。

属名はギリシャ語の skyllo(害になる)が起源で、球根が有毒であるからという説と、以前はウルギネア(海葱(カイソウ):Urginea)属の転用とという説があります。
種小名スキロイデスは「ツルボ属のような」という意味ですが、このツルボがツルボ属の典型ということでしょうか。
英名は Chinese Scilla ですが、Scilla chinensis(中国のシラー)という異学名もあります。

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