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2012年9月11日 (火)

初秋のクコ 
Lycium chinense

クコ(枸杞:リシウム・シネンシス:Lycium chinense:ナス科クコ属)が咲いていました。


Lyciumchinense10


Lyciumchinense11


Lyciumchinense12


クコ属は南米を中心に温帯から亜熱帯にかけて90種ほどが分布しています。日本で園芸的に育てられているのはクコだけです。

クコは東アジアの熱帯から温帯にかけて分布する小型の落葉低木です。種小名から推測できるように中国原産で、日本には平安時代に伝えられたそうです。
ただ日本にもクコがあったという説があり、葉の小さいものが外来種、葉の大きなものは日本固有種だと言われています。

花は径1cmほどで、先で5裂する漏斗状をしています。雄しべの付け根を取り巻くように短い毛が生えています。
赤紫色の花弁には暗紫紅色の筋が入っています。
花が開いてから時間が経つと、花の色が抜けて、一番下の写真のようにベージュ色に変わります。枯れているのかどうかわからない不思議な色の花です。

枝には小さい棘があり、葉は数枚が固まって枝に付いています。

リシウムという属名はトルコ南部の地中海沿岸アンタリア地方の古名リシア(Lycia)に分布していた lycion という棘の多い灌木があり、そのギリシャ語名をつけたと言われています。
種小名シネンシスは原産地の中国を指しています。
英名は Wolfberry,Chinese wolfberry です。

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