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2012年9月23日 (日)

スイートハーブ・メキシカン 
Lippia dulcis

ご近所にリッピア・デュルキス(Lippia dulcis:クマツヅラ科イワダレソウ属)が咲いていました。


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リッピア属は熱帯アフリカや熱帯アメリカに約200種が知られ、日本にもイワダレソウ(Lippia nodiflora)が関東を北限に、沖縄の海岸まで分布しています。
リッピア属の花序は円筒状穂状花序か円錐花序で、花弁は5裂し、花筒内につく短い雄しべが4本あります。果実の外皮はコルク化します。

リッピア・デュルシスはメキシコ、グアテマラ、パナマなど中央アメリカ原産で、葉には甘みがあるので料理用の植物として扱われています。

2mmほどの白い小さな花を円筒状の穂状花序に上へ上へと咲かせます。
咲き始めは花が円周状に集まって咲いているようですが、咲き出してから日にちが経つとワレモコウのような直径1cmほどの円筒状になります。

属名はフランス人の医師で植物学者のオーグスタン・リッピ(Augustin Lippi:1678-1704)に因みます。
異学名の Phyla dulcis(フィラ・デュルキス)の属名はラテン語で種族を意味する phyle あるいは phylon に由来し、一つの苞葉内に多くの花が集まるからつけられたようです。
種小名デュルキスは甘い葉に由来し、「甘みのある」という意味です。
スイートハーブ・メキシカン(Sweet herb Mexican)あるいはメキシカン・スイートハーブやアズテク・スイートハーブ(Aztec sweet herb)という英名で流通しています。

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