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2012年12月24日 (月)

花びらのないラケナリア 
Lachenalia pusilla

ラシュナリア(ラケナリア)・プシラ(Lachenalia pusilla: ユリ科ラシュナリア属)が咲いています。


Lachenaliapusilla1


Lachenaliapusilla2


Lachenaliapusilla3


ラシュナリア属はケープ南西部から東部にかけて100種近くが分布し、主に乾燥地に自生します。
花茎を伸ばしムスカリのように下向きに花をつける小花柄が長いタイプと横向きや上向きに花がつく小花柄の短い、無いタイプがあります。

ラシュナリア・プシラは10月頃に濃い緑の斑点のある披針形の葉を4枚、平開します。
その中心部から多数の蕾があらわれ、密集した散房花序に白い花が咲きます。
花被片は蕾の時しか観察できませんが、先の方が半透明で、中央に緑色の縞があります。
花被片も短いので目立たず、突出した雄しべと雌しべが花のように見えます。
花茎や花柄は非常に短かく、まるで無いように見えます。

属名はスイスの植物学者のデュ・ラシュナール(Werner de Lachenal, 1736-1800)さんに因みます。
デュ・ラシュナールさんはスイス・バーゼル大学の植物学教授を務めていました。
種小名プシラは「弱小な、細小な、薄小な」という意味で、目立たない花被片を指しているものと思います。

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