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2013年2月16日 (土)

シーズン一番のクリスマスローズ 
Helleborus orientalis ssp. abchasicus

シーズン一番のクリスマスローズが咲きました。
ヘレボラス・オリエンタリス・アブチャシクス(Helleborus orientalis ssp. abchasicus:キンポウゲ科ヘレボルス属)です。


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Habchascus11


Habchascus12


オリエンタリスという種小名は「東方の」という意味で、主にウクライナ地方を中心に分布するヘレボラスです。
ヘレボラス・オリエンタリスには

オリエンタリス・オリエンタリス(Helleborus orientalis ssp. orientalis)
ギリシャ北部からトルコを経てウクライナ北部の針葉樹林帯に分布し、平地だけではなく2000m級の山岳地帯でも見かけるようです。

オリエンタリス・グッタタス(Helleborus orientalis ssp. guttatus)
紫のスポットが入る白やクリーム色の花をつけます。ウクライナの限られた地域の明るい広葉樹林の林間に見られます。

オリエンタリス・アブチャシクス(Helleborus orientalis ssp. abchasicus)
グルジアからルーマニアまでの限られた地域の明るい林の中に自生しています。

という3種の亜種が知られています。

西コーカサス、黒海東沿岸のグルジアから最近独立を宣言したアブハジア(Abkhazia)共和国(一部の国が承認)内で収集されたので、ラテン名の地名 Abchasia が亜種名につけられています。

オリエンタリス・アブチャシクスの花色はピンクから赤紫色を呈し、紫のスポットが入ることもあるそうです。
このような色合いから、米英の園芸家からはヘレボラス・アトロルベンス(Helleborus atrorubens)と混同されいたようです。

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