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2013年3月13日 (水)

原種ヘレボラス2種 
Helleborus odorus & cyclophyllus

ヘレボラス・オドルス(Helleborus odorus:キンポウゲ科ヘレボラス属)とヘレボラス・シクロフィルス(Helleborus cyclophyllus:キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。
この2種は分布する地域が重複するために混同されることも多いと言われています。


Hodorus5


Hodorus6


ヘレボラス・オドルスはスロベニア東部に咲いている個体が典型な種類と考えられていますが、ハンガリー、ルーマニア、ボスニアなどにも分布しています。
海抜1500mまでの夏に日陰を作ってくれる山路沿いの広葉樹林帯の低木や草の茂みに見られるそうです。

6cmほどの大きさの、黄色がかったグリーンからグリーンまでの花をつけます。
種小名は「芳香のある」という意味で、かすかに柑橘系の香りがします。


Hcyclophyllus10


Hcyclophyllus9


シクロフィルスはギリシャ北部、モンテネグロや、ブルガリアやアルバニア南部に分布し、以前はビリディスの変種(Helleborus viridis v. cyclophyllus)として分類されていたことがあります。

オドルスが見られなくなるあたりからシクロフィルスに変わっていきます。
しかしオドルスは山岳地帯に多く自生し、シクロフィルスは平地の明るい林の中や草原で見かけると言われています。
花の色がオドルスに比べるとパステル・グリーンをしています。
種小名は「円状の(cyclo)葉をした(phyllus)」という意味です。

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