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2013年3月22日 (金)

赤いコリダリス 
Corydalis solida 'George Baker'

コリダリス・ソリダ「ジョージベーカー」(Corydalis solida subsp. solida 'George Baker':ケシ科コリダリス属)が咲いています。


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コリダリス属は北ヨーロッパやユーラシア大陸に約280種が知られています。球状の球根(塊根)を持つものと持たないものがあります。萼片を持たない種類もあります。
花弁は4枚で外側の花弁は大きさの違う上下に開く花弁です。内側は同じ大きさです。
スミレなどのように距があり、外側上方の花弁の距は大きく後方に伸び、独特の花形を作ります。目立ちませんが外側下方の花弁にも距があります。

コリダリス・ソリダは塊根を作るタイプのコリドラスで、ヨーロッパ中部の落葉樹林内に分布しています。赤紫色のコリダリスで、白花を始め、赤や紫の花色の園芸種の親として多くの品種が生まれています。
外側下方の花弁の距が大きいのが特徴です。

その代表的な園芸種であるジョージ・ベーカーは1993年に王立園芸協会からAGMを受賞しています。
10〜25cmの背丈で赤煉瓦色の花を咲かせます。
園芸種とはいえ、山野草並の水はけのよい土壌を好みます。
ジョージ・ベーカーは1972年ルーマニアのトランシルバニア・アルプスで発見されたプラシル系( Prasil Strain)と称されるコリダリス・ソリダの赤花種が親となっているようです。
ジョージ・ベーカーという名の由来は詳細にはわかりませんが、園芸家の名のようです。

属名のコリダリスはギリシャ語で雲雀を指す Korydallis に由来します。雲雀の長い蹴爪(距:けずめ)とこの花の距からの連想だと思います。
種小名のソリダは「密な」という意味で、花が密に総状花序状につくことを指しているようです。

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