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2013年3月17日 (日)

アンデスの青い宝石 
Tecophilaea cyanocrocus v. cyanocrocus

テコフィラエア・シアノクロクス・シアノクロクス(Tecophilaea cyanocrocus v. cyanocrocus:ヒガンバナ科テコフィラエア属)が咲きました。


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テコフィラエア属は3種が知られていますが、南米チリ、サンチャゴ近辺のアンデス山脈の海抜2000〜3000m級の乾燥した草原や礫の多い傾斜地に自生しています。

1862年にドイツ人植物学者フリードリッヒ・レイボルト(Friedrich Leybold;1827-1879)さんが発見し、「アンデスの青い宝石」としてヨーロッパに紹介しました。この花のブルーの色に多くの人が飛びつき、乱獲されました。
自生地では絶滅したと言われていましたが、2001年になって サンチャゴ南部に大規模な自生地が発見されたそうです。

テコフィラエア属は2種が知られていますが、シアノクロクスには2つの変種があります。

テコフィラエア・シアノクロクス・シアノクロクスはまさに青い宝石と呼ばれるように濃いブルー1色か、中心部が少し白く抜けます。このブルーには目を奪われます。

テコフィラエア・シアノクロクス・ライヒトリニィ(Tecophilaea cyanocrocus v. leichtrinii)は、明るいブルーの花色で、中心部が大きく白く抜けます。

少し前までは分球しにくく急に増産できないため、高価でしたが、最近はかなり安くなってきました。

英名は Chilean blue crocus(チリーのブルークロッカス)。

属名テコフィラエアはイタリアの植物学者ルイージ・コーラ(Luigi A. Colla;1766-1848)さんの娘のテコフィラ(Tecophila)さんに因んでつけられたそうです。テコフィラの元の意味は「愛しい子」だそうです。
種小名シアノクロクスはシアン色のクロクス(クロッカス)という意味です。

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