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2013年4月 1日 (月)

ボッコーネさんのクリスマスローズ 
Helleborus bocconei

ヘレボラス・ボッコネイ(Helleborus bocconei:キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。


Hbocconei1


Hbocconei2


ヘレボラス・ボッコネイは以前はヘレボラス・ムルチフィダスの亜種(Helleborus multifidus ssp bocconei)として扱われていました。

ムルチフィダスはイタリア・シシリア島からアドリア海沿岸にかけての広い範囲、特に石灰岩地の落葉樹林の林床に自生いるヘレボラスで、4種の亜種に分けられていましたが、最近になって遺伝子的に異なるということで別種として再分類されました。

ムルチフィダス(Helleborus multifidus)
ヘルセゴビナス(Helleborus hercegovinus)
イストリアクス(Helleborus istriacus)
ボッコネイ(Helleborus bocconei)

ボッコネイは中部、南部イタリア、シシリア島の岩の多い落葉樹林の下に自生しています。
イタリア北部に分布するヘレボラス・ビリディス(ヴィリディス:Helleborus viridis)と分布が重なっています。

ムルチフィダスより大きい6cmほどの花は幅のある丸弁で、白っぽいものから明るいグリーンまでの花色です。花には香りがあります。
葉はムルチフィダスほど細かく分かれていませんが、鋸歯のある細い小葉です。

種小名はシシリア出身のイタリアの植物学者パオロ・ボッコーネ(Paolo Silvio Boccone:1633–1704)さんに由来します。
リンネによってケシ科植物のボッコニアにその名を残しています。

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