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2013年4月26日 (金)

北見のスミレ 
Viola kitamiana

シレトコスミレ(知床菫:Viola kitamiana:スミレ科・スミレ属)が咲いています。


Vkitamiana5


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Vkitamiana6


Vkitamiana8


シレトコスミレは北海道知床半島の固有種のスミレで、北のさいはての非常に限られた環境に生育するスミレです。
知床半島の硫黄山、知円別岳、東岳、遠音別岳などの高山の砂礫地の岩陰に生育しています。
天然記念物で、数が少なくなっていて北海道の絶滅危急種に指定されています。

草丈は10cmまでで全体的に小さく、白い花の中央部は薄黄色に彩られ、非常に距の短いスミレです。
唇弁には紫の編み目の筋が入ります。
葉はぶ厚く、艶があります。
そして果実も一番下の写真のように黒い色をし、柱頭(雌しべの先)が残っています。今年は寒い春だったせいか、始めて稔りました。
このようにシレトコスミレは非常に特徴のあるスミレで、スミレ愛好家には魅力的なスミレです。

種小名キタミアナは「北見の」という意味です。

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