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2013年4月27日 (土)

地味?なグラジオラス 
Gladiolus tristis var. concolor

グラディオルス(グラジオラス)・トリスティス・コンコロル(Gladiolus tristis var. concolor:アヤメ科グラデオルス属)が咲きました。


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Gladiolustristisconcolor5


Gladiolustristisconcolor2


Gladiolustristisconcolor4


グラジオラスは250〜300種もある大きな属で、ほとんどは熱帯アフリカ以南に分布し、南アフリカにその7割が自生しているといわれています。
小アジアから地中海沿岸にかけて15種ほどが知られています。
日本へは江戸末期~明治初期にかけて伝わりました

南アフリカ共和国のケープ地方の冬に雨の降る地域の原産です。
春植えのグラジオラスは夏に咲き、花は螺旋状に付きますが、このグラジオラスは球根を秋に植え、春に花を数輪、まばらに咲かせます。花はクリーム色の6~7cmの大きさで、園芸種のグラジオラスとは違ってスマートな姿をしています。
また葉は細い円筒状で花茎も針金のように細く、葉と似ている花茎の先から膨らむように蕾が出てきます。

基本種は花被に褐紫色の筋が入りますが、変種名コンコロルとついているようにクリーム色1色の花を付けます。クリーム色1色とはいえ、花被の裏側には褐紫色の筋が入っています。
雌しべは先が3裂し、3本ある雄しべは雌しべの下にかたまり、葯は下向きに開きます。

イブニングフラワー(evening flower)という英名もあり、昼間は無臭ですが、夜になるとかなり強くユリの香りがします。
私は育てている花を滅多に切り花にしませんが、これは背が高かったので切り花にしました。
部屋に飾っていると、外が暗くなると部屋中に花の香りがしています。どこに時計を持っているんでしょうね。

属名のグラディオルスはラテン語の小さな剣(gladius)に由来し、葉の形を指しています。
種小名トリスティスは「陰気な、暗い、悲嘆に暮れる」という意味で、花色が地味なことを指しているようです。欧米人には地味な色なのでしょうが、日本人好みの佳い色だと思います。

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