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2013年5月16日 (木)

カモガヤの花 
Dactylis glomerata

カモガヤ(Dactylis glomerata:イネ科カモガヤ属)が咲いていました。


Dactylisglomerata1


Dactylisglomerata3


Dactylisglomerata2


カモガヤはヨーロッパ西部からヨーロッパ中央部原産の多年性植物ですが、米国には飼料として200年ほど前に伝えられたようです。
日本へは明治時代に米国から導入されたのですが、今では雑草として日本各地で見られます。最近では4~7月に花粉症を引き起こす原因植物として悪者視されています。
ヨーロッパでは「干草熱」と呼ばれる花粉アレルギーを引き起こしているようです。

背丈は1mほどになり、大きな株を作っています。
多数の小穂は円錐花序を作ります。小穂は淡緑色または淡茶色の3〜4個の花で構成されています。
株全体が優しいグリーン、花が硫黄色で、なかなか涼しげな感じがします。

属名ダクティリスはギリシャ語の指を意味する dactulos 由来し、穂状花序を示しているようです。 西暦77-79年にThe Natural Historyを表した博物学者プリニ(Pliny the Elder:AD 23 – AD 79)が命名したとされています。
種小名グロメラタは「集まった、球状になった」という意味で、種子の様子を指しています。

和名のカモガヤ(鴨茅)は、英名の cock's-foot grass の cock(ニワトリ)を duck(カモ)と間違えたといわれていて、牧野富太郎さんはトリノアシガヤとすべきと主張しています。
英名はオーチャードグラス(orchard grass)です。

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