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2013年5月29日 (水)

蝶のようなアマリリス 
Hippeastrum papirio

原種アマリリスのヒッペアスツルム・パピリオ(Hippeastrum papirio:ヒガンバナ科ヒッペアスツルム属)が咲いています。


Hippeastrumpapilio1


Hippeastrumpapilio3


Hippeastrumpapilio2


ヒッペアスツルム属はブラジルやペルーを中心に中央アメリカから南米までの範囲に80種を越える種類が知られています。
園芸的にアマリリス(Amaryllis)と呼ばれていますが、アマリリス属は主にアフリカ原産、ヒッペアスツルム属は新世界原産で、茎が中空であることや雌しべの先が3裂することなどがアマリリス属と異なります。

パピリオは1967年にブラジル北部のサンタカタリナの庭園で発見された比較的新しい品種です。初めは
アマリリス属でしたが、1997年になってアマリリス属からヒッペアスツルム属に分かれました。

アップルグリーン色の花被に赤紫色の筋と模様が入っています。裏側にも同様の模様が表れています。
園芸種に比べると縦長に花を開きますので、園芸種と花の印象が違います。
雌しべの先は成熟すると3本に裂けます。

耐寒性は無いそうですが、外で冬越しをしました。そのせいか本来は2~4月に咲くといわれていますが、1ヶ月ほど遅れた今頃咲きました。

属名ヒッペアスツルムは「馬(hippos)」と「星(astron)」の造語ですが、馬と星を並べた理由はわかっていません。
種小名パピリオは「蝶の」という意味で、英名もButterfly Amaryllis(蝶のアマリリス)です。

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