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2013年5月31日 (金)

小さな花 
Sagina subulata

アイリッシュモスで流通しているサギナ・スブラタ(Sagina subulata:ナデシコ科サギナ属)が咲いています。


Saginasubulata1


Saginasubulata2


Saginasubulata3


サギナ属は北半球の温帯に20〜30種が知られていますが、いずれも冷涼な地域か高山が住み家です。
どの品種も15cm 止まりの背の低い草本です。
花は集散花序につくか、あるいは葉の脇から1花をつけます。花弁は4〜5枚で、花弁を欠く種類もあります。

サギナ・スブラタは北はアイスランドから南はスペイン、東はルーマニアまでのヨーロッパに分布している常緑の多年草です。乾いた砂地や砂状土壌の見られます。

葉脇から単生する2.5cmほどの花柄の先に5mmほどの小さな白い花をつけます。
小さくてよくわかりませんが、よく見るとナデシコの花です。
花弁は5枚、雄しべは10本あります。

葉は花と同じぐらいの長さで、杉の葉状に生えています。密集したマット状に広がります。

育てるポイントは日光と水を切らさないことです。特に黄緑種(Sagina subulata 'Aurea')は水を切らすとすぐに黄土色になります。しかし水をやって2〜3日すると元に戻ります。

属名サギナは飼料、肥満を意味し、かって同名の植物(オオツメクサ)が別の名前になったため、それをそのまま頂戴したそうです。
種小名スブラタは「突錐状の、針先状の」という意味です。一番上の写真のように円錐状に茎が広がることを指しているのでしょうか。
英名は Scotch Moss,Irish Moss,Heath Pearlwort ,Corsican Pearlwort などです。

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