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2013年6月 1日 (土)

クリーム色のむらさき 
Lithospermum officinale

リソスペルムム・オフィシナレ(Lithospermum officinale:ムラサキ科 ムラサキ属)が咲いています。


Lithospermumofficinale1


Lithospermumofficinale3


Lithospermumofficinale2


ムラサキ属はオーストラリアを除く温帯に約40種が知られています。ほとんどが草本ですが、小さい亜低木も存在します。

リソスペルムム・オフィシナレは英国を含むイランまでのヨーロッパに自生するハーブです。
和名はセイヨウムラサキで、日本のムラサキの学名はリソスペルムム・エリトロリゾン(erythrorhizon)ですが、このふたつを同じものとみる説もあります。

ムラサキの花は白い花ですが、リソスペルムム・オフィシナレはうすい黄色、クリーム色をしています。
茎の先に径5mmほどの花を数輪つけますが、ムラサキ科の多くの花のように渦巻き状になっているかどうかは花数が少ないためわかりません。


ムラサキは紫色の染料として用いられたので紫という名がつけられています。染料は乾燥した根を粉にし、微温湯抽出し、その液に布をひたして灰汁で定着するそうです。
ヨーロッパではリソスペルムム・オフィシナレの葉を乾燥してハーブティにするそうです。

属名のリトスペルマム 石(lithos)と種子(sperma)の造語で、小さな硬い実に因みます。英名も学名に因み European stoneseed(石種草)です。ただなかなか結実はしないので種の様子を観察できません。
種小名オフィシナレは「薬用の」という意味で、多くのハーブはこの種小名を持っています。

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