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2013年6月27日 (木)

変異の多いエリツリチウム 
Eritrichium canum

エリツリチウム・カヌム(Eritrichium canum:ムラサキ科ミヤマムラサキ属)が咲いています。


Eritrichiumcanum1_2


Eritrichiumcanum2


Eritrichiumcanum3


ミヤマムラサキ属は温帯に30〜60種が分布しているとされています。

エリツリチウム・カヌムは秋に発芽し、冬を越して春に咲き、夏に枯れる二年草、あるいは寿命の短い多年草です。

エリツリチウム・カヌムはシベリアやモンゴル、中国北東部に自生しており、1963年に発見され1967年に命名された新しい種類です。

別種と考えられたほどに変異が出やすく、Eritrichium fruitculosum、Eritrichium patens、Eritrichium strictum 、 Eritrichium spathulatum などエリツリチウム属のいくつかはエリツリチウム・カヌムの変種に含まれれるのではないかと考えられています。

草丈は20〜30cmで直立します。花はマットな青紫色で、その大きさは径1cmほどです。
葉は長さ3cmほどで、薄く、全縁の長楕円形をしています。

属名のエリツリチウムはギリシャ語の軟毛(erion)と毛(thrix)の造語で、株全体に白い毛が生えていることに因みます。
種小名のカヌムは「灰白色の、白い毛の、白い葉で覆われた」という意味で、やや白っぽい緑の葉を指しているものと思います。


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