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2013年7月 3日 (水)

ヒマラヤ甘茶 
Hydrangea aspera ssp. sargentiana

ヒドランゲア(ハイドランジア)・アスペラ・サージェンティアナ(Hydrangea aspera ssp. sargentiana:ユキノシタ科アジサイ属)が咲きました。


Hydrangeaaspera7


Hydrangeaaspera9


Hydrangeaaspera8


ヒドランゲア・アスペラはヒマラヤから中国雲南省、台湾やインドネシアに分布し、原産地からヒマラヤアマチャ、ヒマラヤタマアジサイという和名が与えられています。

サージェンティアナはその亜種で、中国中部からネパールにかけて分布しています。
花序の周囲で開いている装飾花は白からピンク色をしており、中心の両性花は薄紫色をしています。1番上の写真のように、装飾花の花のように見えるのは白い萼片で、その中に青紫色をした花弁4枚の小さな花が開いています。
雄しべや雌しべがありますから、両性花です。
真ん中の写真は両性花で、装飾花から白い萼片を取り除いた花が多数ついています。

葉は、表面がざらざらで艶のない薄い大きな葉で、裏面には薄茶色の毛が生えています。
乾燥に弱く、水が切れるとすぐにしおれます。

ヒドランゲア・アスペラはタマアジサイ亜節に分類され、タマアジサイ(Hydrangea involucrata)に似ています。
しかしタマアジサイは蕾の時1個の苞葉に包まれていますが、アスペラはいくつもの苞葉に包まれています。

種小名のアスペラ(aspera)は「粗面な、ざらざらした」という意味で、葉の様子を示しています。
亜種名のサージェンティアナ(sargentiana)は米国のサージェント(Charles S. Sargent:1841-1927)さんに因みます。サージェントさんはハーバード大学付属のアーノルド植物園の創設に貢献した植物学の教授で同植物園の初代園長です。

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