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2013年7月 4日 (木)

黄花のリナリア 
Linaria genistifolia

リナリア・ゲニスティフォリア(Linaria genistifolia:ゴマノハグサ科ウンラン属)が咲いています。


Linariagenistifolia1


Linariagenistifolia2


Linariagenistifolia3


ウンラン(リナリア)属は北半球の温帯に150種ほどが知られています。二弁型の花は上唇が2裂、下唇は3裂し、距があります。

リナリア・ゲニスティフォリアは地中海沿岸地方原産、イタリア南部からマケドニア共和国のダルマチアにかけて分布する宿根草です。リナリア・プルプレアのように背が高くなるリナリアです。

クロアチアのダルマチア地方原産の亜種とされるのがリナリア・ダルマチカ(Linaria dalmatica あるいは Linaria genistifolia ssp. dalmatica)ですが、米国ではリナリア・ダルマチカはリナリア・ゲニスティフォリアの異学名で、同じものという説もあります。
米国では両者が混ざり合って広がっているのかもしれません。
繁殖力が強く、米国ではタネや根で広がっているようです。

同じ黄色い花を咲かせるリナリア・ブルガリス(ホソバウンラン :Linaria vulgaris)と違って背が高く、花も長さ2cmほどで少し大きいようです。リナリア・ブルガリスは黄色に濃い薄いがありますが、ゲニスティフォリアは黄色一色の花を咲かせます。

葉は艶のないパステルグリーンで、細い逆心形をしています。リナリア・ダルマチカより幅があるようです。

種小名はgenistは箒、foliaは葉という意味、マメ科ゲニスタ属(Genista)の葉に似ているからでしょう。

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