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2013年7月21日 (日)

ケープフクシャ 
Phygelius x rectus

ご近所にフィゲリウス・レクツス(Phygelius x rectus:ゴマノハグサ科フィゲリウス属)が咲いていました。


Phygeliusrectus1


Phygeliusrectus2


Phygeliusrectus3


フィゲリウス属は3種あるといわれていますが、南アフリカには2種類が知られています。

その内のひとつ、フィゲリウス・アエカリス(Phygelius aequalis)は夏に雨期のある南アフリカ東部の山林に自生する背丈1mまでの常緑の小低木です。
花は長さ5cmほどの花筒部を持ち、花の先が浅く5つに裂けて開きます。
花茎の節から短い花柄を出して、節ごとにピンクや黄色の花を下向きに2〜3個つけます。

アエカリスより南のケープ地方に分布するフィゲリウス・カペンシス(Phygelius capensis)は1mを超える背丈で、葉を落とすこともある常緑性低木です。
アエカリスと違うのは花の付き方で、燭台のように横に花柄を出し、そこから下向きに数輪つけます。
明るい赤色の筒状の花は一色ではなく、開口部の内側中心部は黄色をしています。
また開口部の周辺には荒い毛が生えています。

この2種が交配されてケープフクシャ(Cape Fuchsia)と呼ばれる園芸種、フィゲリウス・レクツス(Phygelius x rectus)が作出されています。

英国で改良が加えられ、白、ピンク、黄、赤など、様々な花色の品種が作られているそうです。
この改良によりかなりの低温に耐えるようになっています。
私が見た株も地植えされていました。

王立園芸協会から Award of Garden Merit (AGM)を授与されています。

属名のフィゲリウスは phyge は「飛ぶ、隠れる」という意味、 helios は「太陽」を意味し、日陰を好むことに由来します。
品種名のレクツスは「直線の、まっすぐの」という意味です。

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