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2013年7月23日 (火)

真夏のエリカ 
Erica vagans

公園にエリカ・バガンス(Erica vagans:ツツジ科エリカ属 )が咲いていました。


Ericavagans4


Ericavagans5


Ericavagans6


エリカヨーロッパに14種、それ以外は600種が南アフリカに自生していると言われています。
さらにそれらを交配し、さまざまの花色や形態を示す園芸種が作られています。
ヨーロッパでは、エリカはヒース(heath)と呼ばれ、寒冷地の荒野や湿原で群落を作っています。

エリカ・バガンスはイギリスから南西ヨーロッパにかけて分布する高さ20〜60cmの常緑低木です。

エリカ・バガンスの花は淡いピンクの釣鐘状で、葉腋に2個ずつ出ています。花から茶紫色の葯が少し飛び出しているので目立ちます。
8本の雄しべは先が2裂し、そこに2個の葯がついています。隣り合った葯同士がくっついて逆ハート型に見えます。
葉の脇から鐘形の花薄いピンク色の花を2輪つけ、初夏から晩秋まで咲き続けます。
園芸種が作られ、花色の白のものや桃色の濃いものがあります。

葉は長さ5〜10mmの針形で、互い違いに生えています。


英名は Cornish heath (コーニッシュ・ヒース)で、英国ではコーンウォール地方(イングランド島最南西の半島地域:Cornwall)のリザード半島にしか分布しないのでこの名があります。

属名のエリカは、ギリシャ語の「erion(軟毛)」に由来し、全体に軟毛が生える種類が多いからと言われています。
種小名バガンス は「広がった、変化した」という意味で、枝に開帳性があるところからつけられたのでしょう。

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