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2014年3月18日 (火)

ストロンを出すスミレ 
Viola stoloniflora

オリズルスミレ(Viola stoloniflora:スミレ科スミレ属)が咲いています。


Vstoloniflora1


Vstoloniflora2


Vstoloniflora5


Vstoloniflora4
厚手の葉です。


Vstoloniflora6
ストロンです。


オリズルスミレは1982年に沖縄本島の辺野喜(べのき)川沿いで発見され、1988年に新種のスミレとして学会発表されています。
1988年に新種として確定した時には自生地はダムの底に沈んでしまい、絶滅種として新種発表されました。その後沖縄北部の渓流で見つかり、昨年頃から園芸店で流通するようになりました。
この株は種から育てたものです。

オリズルスミレの特徴は匍匐枝(ストロン)を出して増えていくことです。写真のように匍匐枝を伸ばし、その先に子株をつけます。

全体に小型で、葉は横に広がるので、花の無い時の背丈は1〜2cmです。
花茎の赤い色が目につきます。

花弁はほっそりしていて側弁と唇弁に紫の筋が入っています。側弁には毛が生えていません。

濃緑色で厚い逆ハート型の葉は1cmぐらいで、鋸歯は大きく、花がない時期でも他のスミレと区別できます。

夏越しはなんとかできたのですが、寒さに弱いようで、外の置いていた一鉢は枯らしてしまいました。
冬は暖房のない部屋に取り込んだほうが安全です。
日当たりのいいところでなくても丈夫に育ちました。暗さには強いようです。

種小名のストロニフロラは「匍匐枝のある花の」という意味です。

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スミレ (Viola) (114)」カテゴリの記事

コメント

私も、ここ数年なんとか維持しています。関西では夏越しにひと苦労しましたので、昨年末に引っ越したこちら北海道で夏にどこまでのびのび育ってくれるか、期待大です。

投稿: Napraforgo | 2014年3月26日 (水) 20時04分

いつもお世話になってます。
こちらでも3月にオリヅルが咲きました。
うちのものは東京山草会の方からいただいた苗です。
ptechさんは種子からだったのですね。
東京山草会の種子リストから入手されたのでしょうか?

こちらでは朝日が30分ほどしか当たらない、けっこう暗い場所に置いているのですが、問題ありませんでした。
冬は、もっとも寒い日でマイナス4℃でしたが、ずっと同じ置き場(屋外)で大丈夫でした。
ですが、冬はある程度日の当たる場所の方がいいかもしれないですね。

伝市鉢のシャジン籾殻に植えつけて常に大量の腰水に浸しています。
ちなみにそちらでは、夏は何か対策をされていますか?

投稿: 緑 | 2014年4月23日 (水) 22時00分

こんにちは

このオリズルスミレは吉岡さんの所の種子銀行経由の種子からのものです。

空中湿度を上げるために二重鉢にし、間に生きた水苔を入れ、スミレの背を越えるぐらい水苔を積み上げています。
スミレは水苔を越えない背丈で機嫌良く育ってくれました。

もう一鉢あったのですが屋外に置いておいて、寒くなるにつれ、小さくなって最後は枯れてしまいました。

投稿: ptech | 2014年4月24日 (木) 11時42分

そうでしたか、吉岡さんのところから。
吉岡さんといえば、いまちょうど白岩岳のイカリソウが咲いています。
夕映、スズフリ、バイカイカリに続いての開花です。

イカリソウは栽培されていますか?

投稿: 緑 | 2014年4月24日 (木) 14時05分

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