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2014年4月12日 (土)

常緑のコリダリス 
Corydalis wilsonii

コリダリス・ウイルソニ(Corydalis wilsonii:ケシ科コリダリス属)が咲きました。


Cwilsonii1


Cwilsonii2


Cwilsonii7


Cwilsonii4
2014/3/27 蕾をつけているのがわかります。


Cwilsonii5
2014/3/19 花茎らしきものが出てきました。


Cwilsonii6
2014/3/4 まだ花茎は立っていません。この状態で冬越しをしました。


コリダリス・ウイルソニは中国中部に分布する球根を持たない多年性のコリダリスで、冬でも葉をつけています。

コリダリス・ウイルソニは1903年に、種小名に反映されているアーネスト・ウイルソン(Ernest Wilson:1876ー1930)さんによって中国中西部、湖北省の3050mの乾燥したガレ場で発見されました。
ウイルソンさんは中国(1899-1905, 1906ー 1919)や日本(1914)で植物採集をした方で、モクレンやアザレアにその名を残しています。

ウイルソニの特徴は年中つけている青白色の厚みのある葉にあります。葉は常にロゼッタ状で、花茎を立てるようになっても地面に広がっています。
花茎に葉柄が出ることはありません。

早春にきれいにたたまれた蕾をつけた20cmほどの花茎を立てます。
苞葉は披針形で極めて小さく、目立ちません。
短い距を持つ2 cmほどの長さの花は鮮やかな黄色で外花弁に緑色を呈します。
ウイルソニは高山植物にもかかわらず、水はけのよい土壌で育てるなら、夏越も容易です。

このコリダリスは2013年2月にタネを蒔き、4月に発芽したので、1年で花が咲いたことになります。
球根性のコリダリスに比べると短期間で花を見ることができます。

ウイルソンさんはすぐに種子を英国に持ち帰り、英国で花を咲かせ、それによってコリダリス・ウイルソニは1905年に王立園芸協会(RHS)からAMG(庭園を彩るに最高の植物に与えられる賞)を受賞しています。

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