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2014年4月14日 (月)

アバント湖のコリダリス 
Corydalis wendelboi ssp. congesta 'Abant Wine'

コリダリス・ウェンデェルボイ・コンゲスタ「アバント・ワイン」(Corydalis wendelboi ssp. congesta 'Abant Wine':)が咲いています。


Cabantwine1


Cabantwine2


Cabantwine3
2014年4月3日


Cabantwine4
2014年3月29日


Cabantwine5
2014年3月19日


コリダリス・ウェンデェルボイは、トルコ共和国のアジア部分(いわゆる小アジア)であるアナトリア半島の西の方、海抜700〜2000mの山脈地帯に分布しています。
その地域変異を顕すのが亜種のコンゲスタで、アナトリア西部の北のほうに分布しています。

亜種名コンゲスタは「集まった、一緒になった」という意味で、花が密集して総状花序につくという特徴を指しています。また果実(莢果)が小さいことも特徴です。

コリダリス・ウェンデェルボイ・コンゲスタの背丈は5〜20cm、葉腋の鱗片葉から2本の枝が伸びていきます。
苞葉は指状に裂けており、しばしばさらに細かく裂けていることもあります。
小花梗は短い(3〜7mm)ので、嫌でも密集して咲きます。
内花弁は1cm、外花弁の距も1cmほどの長さがあります。また内花弁にも短い距があります。

亜種コンゲスタの中でも、トルコ西部のアバント湖近くに分布するものの中から選別された品種が「アバント・ワイン」です。

種小名のウェンデェルボイはウェンデルボ(Per Wendelbo;1927〜1981)さんに因んでつけられました。彼はスウェーデンのイエテボリ(Göteborg)大学の教授でイエテボリ植物園とテヘラン(Teheran)植物園の園長を務め、地中海沿岸の球根植物の専門家です。

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