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2014年4月19日 (土)

光る葉のオキザリス 
Oxalis megalorrhiza

オキザリス・メガロリザ( ツヤカタバミ、艶酸漿草: Oxalis megalorrhiza:カタバミ科オクサリス属)が咲いています。


Oxalismegalorrhiza1


Oxalismegalorrhiza2


Oxalismegalorrhiza3


Oxalismegalorrhiza4


オキザリス・メガロリザはチリ、ペルー、ボリビアに分布するオキザリスですが、今日ではエクアドルやガラパゴス諸島など熱帯地方に広がっているようです。

オキザリス・メガロリザはオランダ人の医師で、後にウィーン大学の植物学教授になったジャカン(Nicolaas Joseph von Jacquin;1727 - 1817)さんが1794年に発見しました。
ジャカンさんはローマ皇帝のフランツ1世の命によって西インド諸島や中央アメリカを探検していますが、その時の発見です。

花は長い花柄に散形花序につけます。特徴のある形の苞葉は萼を覆っていて、中に4裂した萼が隠れています。
初春から夏前に2cmほどの黄色い花をつけますが、花弁がだらしなく垂れるように開きます。

閉鎖花で種を稔らせることもあります。
蒴果が熟すと弾け、種子をばらまきます。種子を飛ばすようになると雑草化するのではないかと心配しています。
私の所では1月頃芽がでて、寒さに遭っても枯れず、4月に花が咲きました。霜に当てなければ、寒さにも丈夫なようです。
それにしても成長の早さは、まるで一年草です。

長い葉柄につく常緑性の葉は肉厚で、その表面は、初めは粒々した質感がありますが、ある時ゼラチンでも塗ったのではないかと思うほどツヤが出ます。
そのツヤはまた突然消えてしまいます。どのような要因(多分成熟するとツヤがでる)でこの現象が生じるのか不思議です。
葉の裏面に微少な透明の球体がびっしりと並んでいます。

木質化する太くて茶色の茎は、自生地では20cmほどに伸びます。
霜が降りない気候で、水はけのよい土壌と充分の水分を喜ぶようです。

異学名とされるオキザリス・カルノサ(Oxalis carnosa)とは別物のようです。

種小名メガロリザは「大きな根の(megalo(r)rhiza)」という意味です。メガロリザは球根ではなく、大きな塊根を持っていることを示しています。

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