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2014年4月25日 (金)

コリダリス「ジョージベーカー」のいきさつ 
Corydalis transylvanica

コリダリス・トランシルバニカ(Corydalis transylvanica:ケシ科コリダリス属)が咲きました。


Ctransylvanica1


Ctransylvanica2


Ctransylvanica3


Ctransylvanica5
2014年4月3日の様子、蕾が見えてきました。


Ctransylvanica4
2014月3月27日の様子、葉だけです。


コリダリス・トランシルバニカ(Corydalis transylvanica)に関してはコリダリス・ソリダ「ジョージベーカー」(Corydalis solida 'George Baker':ケシ科コリダリス属)と同じものだそうです。

ヨセフ・クペック(Josef Kupec)さんとミラン・プラシル(Milan Prasil)さんが1972年にルーマニアのトランシルバニア(Transylvania)・アルプスで赤花系のコリダリスを発見した記録があり、それで赤花系コリダリスをプラシル系と呼びます。

ところがこのコリダリスに対してtranssilvanicaやtranssylvanicaという名前がつけられ、綴り字に絡む混乱が生じるようになりました。
1977年これらの誤った名称を整理する試みとして、赤花系のコリダリスを一括して「ジョージベーカー」という園芸品種名で呼ぶことが提唱されました。
なぜジョージベーカーなのか、どういう人物なのかはわかりません。

ところが2種を観察してみると、
「ジョージベーカー」はコリダリス・トランシルバニカより一月近く早く咲きました。
芽出しの様子が違います。「ジョージベーカー」は葉と花序が同時にでましたが、トランシルバニカは葉が充分出てから蕾が大きくなりました(暖かくなってから地表に出てきたからなのかもしれません)。
苞葉が少し違います。トランシルバニカは花茎の上の方は細裂していますが、下の方は裂けていません。「ジョージベーカー」の苞葉は上から下まで裂けています。
以上のような違いがあります。

花は二つとも全く同じです。植物は花で分類されますから、やっぱり同じものになってしまうんですね。

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