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2014年5月 1日 (木)

高山のアネモネ 
Anemone drummondii var. lithophila

アネモネ・・ドゥルーモンディ・リトフィラ(Anemone drummondii var. lithophila:キンポウゲ科イチリンソウ属)が咲きました。


Alithophila4


Alithophila2


Alithophila5
2014年4月26日、初めて開いた時の姿、背丈5cm以下で咲いています。


アネモネ・ドゥルーモンディ・リトフィラは、1902年にアネモネ・リトフィラと命名されましたが、1964年にアネモネ・ドゥルーモンディの変種として再分類されています。

アネモネ・ドゥルーモンディ・リトフィラは、アラスカ、カナダ・ブリティッシュコロンビアからワイオミングまでの北米西部に分布する多年草です。
主としてロッキー山脈のカナダ側から米国南部の西海岸までの山岳地帯で、基本種のアネモネ・ドラモンディが海抜1500mからの地域に分布するのに対して、リソフィラはさらに高い海抜2100-3300mの山岳地帯に分布します。

ドゥルーモンディの背丈は25cmほどですが、リトフィラは矮性種で15cmほどで花をつけます。

花の大きさは2.5cmほどで、花弁(萼)は5〜8枚です。普通は白い花ですが、濃青色のものがあったり、時に紫やピンクの筋が入るものがあるようです。

葉は小さく柔らかく羽状です。葉や茎に軟毛の多いものや全く無毛のものまであります。

現地ではLittle Belt Mountain anemone(小連山イチリンソウ), Little Belt Mountain Thimble-weed(小連山指ぬき草) と呼ばれています。

種小名のドゥルーモンディはテキサス州の植物を調査したトーマス・ドゥルーモンド(Thomas Drummond:1793-1835)さんに因んでつけられています。米国の植物にはドゥルーモンドさんに因む名を見つけることができます。

変種名の lithophila は「頭石(かしらいし)」や「愛の石」という意味です。大理石(litho)と好む(phila)の造語とすれば、石灰岩地帯に分布していることを指しているのではないかと思います。

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