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2014年5月 2日 (金)

黄花のオダマキ 
Aquilegia flavescens

アクイレギア・フラベッセンス(Aquilegia flavescens:キンポウゲ科オダマキ属)が咲いています。


Aflavescens4


Aflavescens5


Aflavescens6
これは上2枚より4日経った姿。雌しべが大きくなっています。


アクイレギア・フラベッセンスは、カナダのブリティッシュコロンビア州やアルバータ州からユタ州やワイオミング州までのロッキー山脈の海抜1300〜3500mの草原や明るい林間、斜面に分布する高山性のオダマキです。

背丈は20〜60cmで、基本色は黄色ですが、時にはアクイレギア・フォルモサ(Aquilegia formosa)との中間的な色合いの、ピンクに染まる距を持つの2色咲きが知られています。

アクイレギア・フラベッセンスとアクイレギア・フォルモサは分布地域が接近していますが、両者の垂直分布が異なり、アクイレギア・フラベッセンスの方が高山に生息するため、両者が自然交配することはないと言われています。

しかし共存するところでは、両者の中間的な性質を持つものがあるそうで、
アクイレギア・フラベッセンス・ミニアタ(Aquilegia flavescens ver. miniata )は赤く彩られた花色で ピンクの萼を持ちます。 カスター(Custer)郡のチャリス(Challis)川沿いに分布しています。
アクイレギア・フラベッセンス・ルビクンダ(Aquilegia flavescens ver. rubicunda は真っ赤な花を咲かせます。ユタ州のエメリー(Emery)郡などの州にはより小さい花をつける種類があるそうです。

花の色は、他にはラズベリーピンク、クリーム、白などの花色が見られます。
花の形もこのようなスマートなものから、ずんぐりしたものまで変異が見られます。

現地名はYellow Columbineです。
種小名フラベッセンスは「黄色がかった」という意味です。
ヤマオダマキ(Aquilegia buergeriana)にキバナノヤマオダマキという黄花種がありますが、Aquilegia buergeriana f.flavescence という学名で、品種名に同じ「黄色がかった」とついています。

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