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2014年5月20日 (火)

白く光り輝くラークスパー 
Delphinum leucophaeum

デルフィニウム・レウコファエウム(Delphinum leucophaeum:キンポウゲ科デルフィニウム属)が咲いています。


Delphinumleucophaeum1


Delphinumleucophaeum2


Delphinumleucophaeum4


Delphinumleucophaeum3


Delphinumleucophaeum5
球根から葉が出てきた頃、2014年2月12日


オオヒエンソウ属は北半球、ヨーロッパ、北アメリカ、アジアに約300種が分布しています。熱帯アフリカの高山地帯にも分布しています。

デルフィニウム・レウコファエウムは球根性の宿根デルフィニウムです。
米国オレゴン州のウイラメット(Willamette)渓谷北部の限られたエリア以外にはワシントン州のルイス郡に1箇所に限定して分布しているそうです。
デルフィニウム・レウコファエウムは海抜40〜150mのかなり平坦な台地から、暗い日陰になる斜面や切り立った崖に至るまで、カシの林縁、乾いた水路、玄武岩の崖、湿った低地の草原など様々の所で見ることができます。

20〜60cmの花茎を立てて、その先に6〜30輪の花を総状花序につけます。
花は白色からクリーム色で、花びらの先の方に緑がかる模様が入っています。
幅2cm、奥行き2cmほどの花びら状のものは萼片で5枚あります。上顎片には距状になって後ろに伸び、その中に本当の距があります。

花の中心部には、少し飛び出した濃いブルーの花弁があります。花弁は園芸的に蜂(bee)とか目(eye)と呼ばれています。
下方の花弁は白色で、白い長い毛が生えています。

苞葉は長楕円形で2枚がペアになってついています。苞葉の大きさは長さ5mm〜2cmぐらいまで、大きさはまちまちです。

葉は鳥の足状で、一番下の写真のように春先は長さ5mmほどの小さな葉ですが、暖かくなるにつれ5cmを越える大きさになります。

園芸的には優れたデルフィニウムだと思いますが、花が咲くまでに時間がかかります。この個体は2010年2月に播いたタネからですので、結構時間がかかっています。

英名は white rock larkspur (白岩オオヒエンソウ)です。
属名は蕾の形からイルカに由来します。
種小名レウコファエウムは「白い(leuco) 」と「白く光り輝く(phaeum←phaios(ギリシャ語))」で白く輝くという意味です。

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