« 2014年5月23日 | トップページ | 2014年5月26日 »

2014年5月24日 (土)

一輪だけのカナリナ 
Canarina canariensis

カナリナ・カナリエンシス(Canarina canariensis:キキョウ科カナリナ属)が1輪だけ咲きました。
完全に咲いたようには見えなかったので待っていたのですが、枯れてしまいました。
そろそろ夏眠に入りかけています。


Canarinacanariensis1
萼はついぞ反り返りませんでした。


Canarinacanariensis2
雄しべは4本です。


Canarinacanariensis3
蕾は肌色です。


カナリナ属はインドネシアのモルッカ諸島やカナリー諸島(スペイン領)から熱帯アフリカ東部にかけて8〜9種が知られています。
つる性のある半耐寒性の宿根草です。

カナリナ・カナリエンシスはカナリー諸島(スペイン領)に分布するツル性多年草です。
海抜300〜1000mの月桂樹の林内やその周辺部で見かけるそうです。

つる性といっても巻きひげがでるとか、絡みつくとかいうことはなく、木や塀などにもたれていく感じで背が高くなっていきます。
背丈は現地では1.5〜3mに伸びると言われていますが、私の所では50cmほどです。

対生する葉は厚みがあり、披針形で、緩い鋸歯があります。また毛も生えておらず、ツルツルです。
葉腋から1輪、長さ3〜5cmの先が6裂する釣り鐘型の花を咲かせます。
花色は黄色を帯びた紫色、オレンジ色で、紫色の筋が入っています。

実は卵型で、熟するとオレンジ色になり、食べられるそうです。

半耐寒性と言われていますが、霜さえ避ければ、寒さは−1℃ぐらいまでは大丈夫のようです。
夏の間は休眠して、地上部は枯れてしまします。
秋にまた芽が出てきます。

英名はCanary bellflower、現地名は Bicácaro です。
属名カナリナは最初にこの属の植物が発見されたカナリー諸島に因みます。
種小名のカナリエンシスは「カナリー諸島原産の」という意味です。

| | コメント (0)

« 2014年5月23日 | トップページ | 2014年5月26日 »